みなさんこんにちは、今回はCanとCould, MayとMightのような現在形と過去形の会話内での使い分けをゆるーく書いていこうかと思います。それじゃあゆっくりしていってね(某解説系動画風)
全体の解説
まずは有名どころの現在形と過去形を操る単語を紹介します。
- CanとCould (日本語訳: 〜ができる、可能である)
- MayとMight (日本語訳: 〜かもしれない、〜してもよい)
- WillとWould (日本語訳: 〜するだろう、〜する予定だ)
どれも高校英語までに習う単語ですね、Mightとかはあまり耳なじみがないかもしれませんが。
まずは簡単に例文を作ってみますね。
◉ I can play baseball.(私は野球ができます) / Can you play the guitar?(あなたはギターを弾けますか?)
◉ May I come in?(入ってもいいですか?) / He may be a foreigner.(彼は外国人かもしれない)
◉Tom will work tomorrow(トムは明日働きます) / Will you do my homework for me?(私の宿題をやってくれませんか?)
どれもシンプルですね、では問題です。
☆ It can be true. / It could be true.
上記の文は何が違うのでしょうか、日本語訳はどちらも “本当かもしれない” ですね。
もしくは過去形の方は “本当だったかもしれない” と過去の文として捉えるもしれませんね。
残念ながらそれは間違いです、では実際に会話の中ではどう使い分けされているのか次のセクションで解説します。
会話例
Hey Alisa, I heard Jonny got arrested last night, is that true?
(やあアリサ、昨夜ジョニーが逮捕されたってきいたけど本当かい?)
It can be true, Tom was talking about this too.
(本当かもしれないわね、トムを同じことを話していたわ)
今度はCouldを使ってみましょう。
Hey Alisa, I heard Jonny got arrested last night, is that true?
(やあアリサ、昨夜ジョニーが逮捕されたってきいたけど本当かい?
It could be true, Tom was talking about this too.
(本当かもしれないわね、トムを同じことを話していたわ)
いかがでしょうか、違いは分かりましたか?
「どっちも同じ日本語訳じゃないか、ふざけんな!」と思ったあなた、落ち着いてください。しっかりと意味は違っているんですよ。
この使い分けの本質はズバリ、、、”物事が起こる可能性の大きさ” です。
これだけじゃよくわかりませんね、詳しく解説します。
元より過去形は文字通り過去を意識しています、今という起点から比べて過去は遠い場所にありますよね。
ネイティブスピーカーさん達は過去という遠い場所で起こっていることに対しては次の画像のような顔になっているわけです。
いかがでしょうか、何か断定的な物言いをする感じでは無く、”ん〜、どうだろうな、、、”という感じの顔ですよね。
つまり、現在形を使う時はある程度確信があったりする場面で 、過去形を使う時は上の画像の男性のように何だか悩ましいな〜と感じている場面でということです。
これらを踏まえて上の会話例を補足してみると、
It can be true, Tom was talking about this too.
(本当かもしれないわね、トムを同じことを話していたわ) *以下心の声(私も昨日パトカーが家の周りに停まってたのも見てたからおそらく本当でしょうね )
It could be true, Tom was talking about this too.
(本当かもしれないわね、トムを同じことを話していたわ) *以下心の声(確証はないけどトムも言っていたし本当かもしれないわね)
canの方が可能性が高いですよね、だってパトカーも見かけたわけですし。
couldの方は否定は出来ないけどトムも言ってたし多分本当でしょうねというニュアンスで使われています。
どうでしょうか、いきなり完璧に理解するのは難しいかもしれませんね。
とりあえず覚えておくべきことは、”可能性が高いなと感じる時は現在形を使い、可能性が低いなと感じる時は過去形を使えば良い” ということです。
とりあえず可能性が低そうだなと感じたら過去形を優先して使えばOKです!
もう一つ例を出してみましょうか、例えばあなたが街中で外国人に話しかけられました。
Excuse me, will the bus arrive at 9:41?
(すみません、バスは9時41分に到着しますかね?)
断定は出来ないけど多分来るだろうなと感じる時には
Yeah, I think it will. (来ると思いますよ〜)
来ると思うけど来なかった場合気まずいし、とりあえずはぐらかして答えたい時には
Yeah, I think it would. (来ると思いますよ〜、知らんけど)
という感じです、こっちの例の方が分かりやすいですかね笑
まとめ
いかがでしたでしょうか、僕も英語を話していてとりあえず可能性が低いな〜って感じたり自分の発言に責任を持ちたくないなと感じる時に過去形を使っています笑
みなさんもぜひ英語を話す機会に活用してください!
こんな感じで役立つ英語知識をゆるーく解説していきます、次回の記事もお楽しみに!