人類はなぜ中日ドラゴンズ (チュニドラ)に満たされるのか

前書き

「今年のドラゴンズは強い」、「今年のドラゴンズは面白い」。

ここ十年くらい開幕前に飽きるほど聞いたけど、残念ながら後者しか的中しない模様。

ただ弱いという事実は変わらないのに、なぜか観客動員数はうなぎのぼり、なんだこれ。

東海地方で生まれた自分はもれなく幼少期から中日ファンに、ちょうど少年野球やってたころが落合政権。

Aクラス常連、強いのが当たり前な時代だった、初めて名古屋ドーム (今はバンテリンドーム)の通路を抜けて球場を見渡した時の震える様な感覚は今でも鮮明に覚えている。

あの時も確かに多くの観客が入っていた記憶があった、それも強いドラゴンズが見れるから当たり前の光景だと思っていた。

ただ2013年あたりから様子がおかしくなり、そこから万年Bクラスの仲間入りに (2020年の3位はCSなし特例)。

テレビでみていてもお世辞にも満員御礼のようなドームの状態ではなかった気がする、特に2014 ~ 2017あたり (というかこの辺りの記憶がごっそり抜けてるレベル)

ところがどっこい、ここ数年は同じ弱さを維持しているのにドームは連日満員、アウェイ球場でも青に染まった集団が連日こぞって団結して大声枯らして応援している。

この謎すぎる現象はもはや人智を超えたレベルになってきている気がする。

というわけで、開発の片手間にGeminiにこの謎現象をなるべく納得できる様な説を色々考えてもらってみてその感想を書いてみる。

中日(チュニドラ)に満たされる要因

① 「間欠強化」による脳汁パチンコ説

人間は毎回報酬をもらうより、40%程度の確率でたまに報酬をもらう方が依存しやすいらしい(間欠強化)。

今のドラゴンズも似てるかもしれない、12球団屈指の貧打でゼロ行進が続いて、ファンは「無」の境地に達する。

そんな中で、たまに期待の若手が打つホームランや劇的なサヨナラ勝ちが起きると、それまでのストレスがすべて快楽へと反転する。この「たまに来る当たり」が脳を焼き、ファンは翌日も「今日こそは」とドームへ足を運んでしまうという説。by Gemini

確かにこれはわかる気がするが、それなら他の弱小球団も同じ理屈で連日満員になるはず。

そうなってない球団も(中国地方あたりに)あるから、なんともいえない。


② バンテリンドームという「巨大な虚無」の快適性

名古屋の酷暑から逃れ、冷房の効いた快適なドームでビールを飲む。

目の前では、広すぎる外野フェンスに打球が阻まれ、親の顔より見たノーアウト満塁からの無得点が繰り返される。 (今年からウィングはついたけど)

この「虚無」への安心感が勝利という過度な刺激を求めず、ただ静かに時間が流れるのを眺める。

中日戦はもはやスポーツ観戦ではなく、現代社会に疲れた人類が「無」を悟るためのマインドフルネスの場と化している説。by Gemini

確かに屋外球場と比べると夏場の客入りの部分は納得できる、屋外デーゲームとかみてる側も大汗かいて観戦することもあるし。

十年前よりSNSとか色んな雑音が増えすぎて、現代人は昔以上に無を求めているから、、、と考えるとなんとなく理解できる気もする。


③ 中日 = ハルウララ説

かつて、113戦0勝という驚異的な記録で日本中を熱狂させた名馬・ハルウララ。 今のドラゴンズを見ていると、あの「負けても、負けても、懸命に走り続ける姿」に自分たちの人生を重ねていた当時のブームを彷彿とさせる。

  1. 「当たらない馬券」と「勝てないチケット」
    • ハルウララの馬券は「当たらない=交通安全・リストラ除け」のお守りとして重宝された。今のバンテリンドームのチケットも、もはや「欲を捨てるための修行券」のようなご利益が発生しているのではないか。
  2. 「一生懸命」の空回りという美学: ハルウララは要領が悪く、毎回一生懸命走って勝てなかった。中日の選手たちも、決して手を抜いているわけではない(と思いたい)。ただ、あまりにも一生懸命空回りするその不器用さが、完璧主義に疲れた現代人の心に「いいんだよ、そのままで」という福音をもたらしている。
  3. 経営を救う「敗北」: ハルウララが負け続けて高知競馬場を廃止の危機から救ったように、中日も負け続けることで逆に「逆に今、何が起きてるんだ?」という野次馬根性と団結力を生み出し、観客動員を右肩上がりにさせている。負けることが最大のファンサービスになるという、スポーツビジネスの逆転現象。

by Gemini

確かに、ネットの海ではもはやチュニドラという一大コンテンツが完成されていて、試合がある日もない日も大盛り上がりしてるからそういう面もあるのかもしれない。

淡々と負けるというよりかは、もはやファンも怒りを通り越して笑いに昇華させるレベルの負け方をするから余計に明日もみたいって思わせるように上手くマインドコントロールをされているのかもしれない。


まとめ

個人的には、自分の世代 (20代)が強いドラゴンズを見て育って、大人になって自分でチケットを買えるお金を持てる様になったからって気もするけど、正直このもはや宗教レベルのコンテンツは頭で理解しようとせずに、そういうものとして捉えて温かく見守っていくのがいいのかもしれない。