SwiftLintを入れることでインデントやスペースのズレ、さらにはオプショナル等を使っている箇所に警告を表示させられる便利ツールです。ぜひ活用してみましょう。
SwiftLintの設定
まずはローカルにインストールしましょう。
brew install swiftlint
以下のコードを添付画像を参考に入れ込む
export PATH="$PATH:/opt/homebrew/bin"
if which swiftlint >/dev/null; then
swiftlint autocorrect --format # 自動修正の有効化
swiftlint
else
echo "SwiftLint does not exist, download from https://github.com/realm/SwiftLint"
fi
ここまで出来たSwiftLintのymlファイルを作成する (どんなルールにするかを記述するもの)
該当プロジェクトからターミナルを開いてymlファイルを作成する
touch .swiftlint.yml
作成したらymlファイルを開いて以下をコピペ
# SwiftLintFramework Docs: https://realm.github.io/SwiftLint/index.html
# ルール追加時の参考: https://qiita.com/uhooi/items/7f5d6cf2b240f60ba1ed
# ルール引用元: https://qiita.com/rd0501/items/ceabe756c419ec082030
# デフォルト有効のルールのうち、無効にするもの
disabled_rules:
# コードの記載のない改行を許可するため
- trailing_whitespace
# force_castは場合によっては使用するため
- force_cast
# closureが返す値を明示しておきたい場合があるため
- unused_closure_parameter
# デフォルト無効のルールのうち、有効にするもの
opt_in_rules:
- closure_end_indentation
- closure_spacing
- collection_alignment
- empty_count
- explicit_self
- explicit_init
- fatal_error_message
- first_where
- force_unwrapping
- implicitly_unwrapped_optional
- missing_docs
- nimble_operator
- number_separator
- operator_usage_whitespace
- overridden_super_call
- private_outlet
- prohibited_super_call
- redundant_nil_coalescing
# 追加したOSSライブラリは対象に含めない
excluded:
- Pods/
- Carthage/
# 1行あたりの文字数制限変更
line_length: 300
# 変数名に関する制約
identifier_name:
allowed_symbols: "_"
min_length: 2
excluded:
- i
- j
- n
- x
- y
これでビルドした時にインデントのズレや不要な行がある時に警告が出るようになり、事前にミスを防ぐことができます。
まとめ
チーム開発をしていくと、誰が見ても綺麗で分かりやすいコードを書くということは重要になってくるので共通認識としてどのようなルールでコーディングをしていくのか、ということを決める時の一つのツールとしてSwiftLintは有効活用出来ます。もちろん個人開発でも大いに役立つのでこれを機にぜひ導入してみてください。